アトピーの原因について

アトピーの原因に共通した特徴とは?

アトピーの原因と特徴を探ってみよう!

アトピーの原因究明は困難な道のり

アトピーの原因

アトピー性皮膚炎の原因は、まだ完全に究明されていませんし、治療法もまだ確立されてはいません。
一般的には「アトピーは先天性の過敏症による湿疹の一種」とされていて、アレルギー反応が主な要因とと言われています。

アトピーのアレルギーの元になっている物質を「抗原(こうげん)」、あるいは「アレルゲン」と言いますが、アレルゲンは食べ物の中に含まれている物質だけではなく、ハウスダストやダニといったものや、皮膚に付着している細菌なども原因となっている場合があります。

しかもアトピーのアレルゲンは一つだけではなく、複合しているケースが多く、その人によってバラバラです。

アトピーの原因になっているアレルゲンを特定することは、専門家でも非常に困難で、可能性を一つ一つ検証していくのに多くの時間と労力とお金がかかることなのです。

アトピーに共通した特徴とは

しかし、どのような原因にしても、ほとんどのアトピー性皮膚炎には、ある共通した特徴があります。

それは、肌のバリア機能が普通の人に比べて極端に低いということです。

私たち人間の肌は、本来、外部の刺激から身を守るバリア機能を持っています。

このバリア機能というのは、角質層にある角質細胞の間を埋めつくしている、「細胞間脂質」が担っており、セラミドがその代表的なものです。

アトピーの人の多くは、セラミドが不足して角質層に隙間ができてしまい、水分が失われて肌が乾燥するうえに、埃や紫外線などの有害物質の侵入を防げなくなっているのです。

健康な肌と乾燥した肌


更にウィルスが侵入したときによく起こるのが、感染症の併発です。
アトピーでアレルギー症状が出ているときは、ウィルスに対する感染免疫機能が抑制されていますので、感染症にかかりやすいのです。
何かを集中的に防御しているときは、他の部分が手薄になってつけこまれる、というと分かりやすいでしょう。

肌のバリア機能が低い元々の原因ですが、一つは、アトピーは遺伝するケースが多く、生まれつきセラミドの形成に関連するたんぱく質に欠陥がある場合があります。
このことは1990年代に確立したバリア機能の欠陥という研究結果から、分かってきました。

アトピーはこういった特徴を持っていますので、直接の原因治療とは別に、適切な保湿をすることが大変重要になってきます。

        

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