ヒルドイド(ヘパリン類似物質)

ヒルドイド(ヘパリン類似物質)がアトピー肌に良い訳

ヒルドイド(ヘパリン類似物質)がアトピー肌に良い訳

アトピーとヒルドイド

アトピーに使う保湿剤の種類と特徴」でも取り上げましたが、アトピーでお悩みの方なら、ヒルドイドという保湿剤はご存知かと思います。
作用が穏やかで副作用もほとんど無いので、安心して使えるお薬です。
今回はこのヒルドイドについて、もう少し詳しくお話しましょう。

ヘパリンとは何のこと?

ヒルドイドの成分表示を見ると、「ヘパリン類似物質」と書いてあります。
そもそもヘパリンって何なの?と思いますよね。

ヘパリンは「ムコ多糖類」の一種です。
じゃあムコ多糖類って何?ってことですけど、「ムコ」はムコイド(mucoid)の略で、ネバトロっとした粘液状のことを表します。
「糖類」にはブドウ糖のような単糖から、二糖、三糖とあり、10個以上の糖質が結合したものを多糖類と言っています。

つまり、ムコ多糖類はネバトロっとした糖類のかたまりで、これが水分を吸着する「保湿力」の正体なのです。
ヘパリンの他には、ヒアルロン酸やコンドロイチンなども、ムコ多糖類の仲間なのですよ。

ちなみにヘパリンは、ブタの肝臓や小腸などの粘膜から作られています。

どうしてヘパリン類似物質なのか?

ヒルドイドの成分が、ヘパリンではなくてヘパリン類似物質になっている理由をご説明します。

先ほどのヘパリンの状態ですと、連結が長い、つまり分子が大きすぎて、なかなか肌に浸透しづらいという欠点があります。
この問題を解決するために、連結を切って肌に浸透しやすい大きさにしたものを、ヘパリン類似物質(ヘパリノイド)と言っています。

ヘパリン改良版の薬品名が、「ヒルドイド」というわけです!

結局砂糖に近いものでした

もうお気づきの方もいらっしゃると思いますが、ヒルドイドは砂糖に近い性質を持っています。
糖類はたくさん血液にまで吸収されると血糖値が上がって良くありませんが、
皮膚で水分を抱えて留まっている限り、たいへん保水力がある有効成分なのです。

アトピーで不足しているセラミドや天然保湿因子(NMF)の代わりとなって、肌のバリア機能をサポートしてくれます。

ヒルドイドの関連製品

ヒルドイドには、 ・ ヒルドイドソフト軟膏、・ ヒルドイドローション、・ヒルドイドクリームといった種類があります。
同様の製品には、ヘパリン類似物質外用スプレーや、ヒルドイドのジェネリックとして「ビーソフテン」というものもあります。
使用には医師と相談してください。

※ヒルロイドには血行を促進すると同時に、血液が固まるのを防ぐ作用もありますので、血友病や血小板減少症、紫斑病などの出血性血液疾患がある方は、使用を控えるべきです。

※当サイトでご紹介している「みんなの肌潤糖」は医薬品ではありません。
天然成分ですので、副作用や使いすぎなどの心配もいりません。
        

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